ファミリーケアカウンセリング
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かつて、私が児童養護施設で仕事をしていたときのことです。いつも施設に近づくと、胸が重苦しく押しつぶされそうな気持ちになり「行きたくない。行きたくない」と感じていました。その理由は、次のような様々なことからでした。子供達が私をどのように向かい入れてくれるのだろう、といつも心配していまいた。実際にはそんな心配はほとんどする必要はないのに。子供によっては私を見つけると直ぐにでも愛を求めてきました。そして、あの子もこの子も愛を求めてきました。その子供達全てには答えられない。でも、一方で、私をあからさまに嫌う子もいます。私に向かって「汚い」「近寄らないで」と私を執拗に攻撃してきました。さらに、子供達から別れ施設から自宅に帰るときには心が痛みました。子供達は「どこへ行くの?」と私にしがみつきます。引き裂かれるような痛みが走ります。そんな思いが、いつも施設に近づくとき、次第に私を苦しめたのでした。